こんにちは。みかんです。
お子さんとのコミュニケーション、
上手くとれていますか?
コミュニケーションの第1歩は、
『YES、NO』の表現ができるかどうか。
お子さんが、『YES、NO』の表現が
できるようになると、
「このおやつ食べたい」など、自分の意思が
伝わりやすくなるので、「伝わって嬉しい」
「もっと表現しよう」と、コミュニケーションへの
やる気が高まります。
「おやつ欲しいのに、伝わらない!」
の癇癪も格段に減りますよ。
「伝わるっていいことだなぁ」と、
お子さん自身がコミュニケーションの
良さに気づくので、親子の
コミュニケーションが増えることでしょう。
ママ・パパもお子さんと
コミュニケーションが
とりやすくなるので、嬉しいですよね。
でも、『YES、NO』がなかなか
身につけられないままだと、
お子さんへの「◯◯いる?」の
問いかけにも反応してもらえず、
お子さんがどうしたいのかが
わからないままかもしれません。
コミュニケーションも一方通行に
感じてしまうかもしれませんね。
お子さんも自分が欲しいものを
上手く表現できずに、イライラし、
癇癪につながってしまうことも…。
でも大丈夫ですよ。
お子さんの好き・嫌いにアプローチして、
『YES、NO』を身につけていけば良いのです。
日常生活の中で十分サポート
していけますよ。
目次
“好き・嫌い”にアプローチして『YES、NO』を練習しよう
『YES、NO』を練習するときに
大事なチェックポイントがあります。
それは『アイコンタクト』。
お子さんはアイコンタクトがとれますか?
アイコンタクトがとれていると、
相手に集中できるので、より効果的に
『YES、NO』を身につけることができます。
◯『YES、NO』の練習方法
下記のような流れで練習していきましょう。
詳しく説明していきますね。
1.好きなもの・嫌いなものを用意する
お子さんが好きなも・嫌いなもの
(あまり好きでないもの)を用意してください。
おやつが一番効果的かもしれませんね。
2.「いる?」「いらない?」で問いかける
お子さんが好きなおやつor
(あまり好きでないおやつ)を見せて、
「◯◯(名前)、このおやついる?」
と問いかけてましょう。
名前を呼びかけたときに、
アイコンタクトがとれると最高ですね。
3.「欲しいときはこう(うなずく)するんだよ」(モデリング)
上手に表現できなくて、困っているときが
チャンスです!
「欲しいときは、うなずくんだよ。」
「いらないときは、首を振るんだよ。」
⇒お手本を見せてくださいね。
これは、「モデリング」と呼ばれる方法です。
言葉が出ているお子さんなら、
「欲しいときは“うん”って言うんだよ。」
「いらないときは“いらない”って言うんだよ。」
と、言い方を教えてあげてください。
アイコンタクトをとりながら、
一緒に練習することが大切です。
4.『YES、NO』の表現ができたら共感・褒める
ママ・パパのまねでもいいので、
お子さんが『YES、NO』の表現ができたら、
「欲しいんだね。はい、どうぞ。」
などの共感をし、
「自分で欲しいって伝えられたね!えらい!」
と、いっぱい褒めてあげてくださいね。
繰り返すことで、自分で『YES、NO』の
表現ができるようになりますよ。
日常生活の中で、繰り返し練習しよう
日常生活の中には、『YES、NO』の
場面がたくさんあります。
・おやついる・いらない
・ごはんおかわりする・しない
・おしっこ行く・行かない
・絵本読む・読まない etc…
だから『YES、NO』は、
日常生活の中で十分、
身につけることができます。
お子さんが『YES,、NO』の表現が
できるようになったら、
ママ・パパからの、「◯◯いる?」の
問いかけに反応できますね。
お子さんは「伝わって嬉しい」し、
ママ・パパは「反応があって嬉しい」
「お子さんの気持ちがわかって嬉しい」
ですよね。
『YES,、NO』が身につくと、
コミュニケーションが楽しくなって、
「ちょうだい」や「どうぞ」、
「あれしたい」「これしたい」など、
ほかの表現もどんどん身につけて
いくことができますよ。
きっと今より100倍、気持ちが
伝えられるようになるはずです。
ぜひ、日常生活にある「いる?いらない?」の
場面を活用して、『YES、NO』の練習を
してみてくださいね。

・元特別支援学校・小学校特別支援学級の先生14年間
・仕事と家庭の両立に苦しみ、ダウン⇒退職
・繊細で気難しい息子の育児に大苦戦!⇒困り感を実感
・特別支援・繊細な息子の育児で得た学びを“今”困っているママ・パパに伝えたい
・(現在)不登校のお子さま・勉強に苦手意識のあるお子さまを対象にオンライン家庭教師
・オンラインカウンセラー
メッセージ相談を受け付けています。

〖保有資格〗
・特別支援学校教諭免許
・小学校教諭免許
・幼稚園教諭免許
・メンタル心理カウンセラー
・上級心理カウンセラー
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