音読のコツは『言葉のまとまり』と『目の動き』|音読教材もご紹介

お家で支援
うちの子、音読が苦手だなぁ。

どんなふうに教えたらいいんだろう。

このようにお悩みではないですか?

この記事の内容は…

・音読のコツは「言葉のまとまり」と「目の動き」

・スムーズな音読につながる「言葉のまとまり」と「目の動き」の練習方法

・おすすめの音読教材をご紹介!

 

みかん
みかん
困り感サポート先生 みかんです。

 

音読は、目の動き・言葉の理解・

読み方…とたくさんの要素を含んで

います。

 

音読がスムーズにできると、

お子さんは自信がつきますね。

 

文章の内容も理解できることでしょう。

 

学習も「楽しい!」と感じる

ことができるかもしれませんね。

 

ママ・パパも、お子さんが自信を

もっている姿を見ると嬉しくなる

はず。

 

でも、音読がなかなか上手くできないと…

 

「自分でどうして読めないんだろう」と、

自信をなくしてしまうかもしれません。

 

文章の内容もきちんと理解することが

難しく、学習への意欲も下がってしまう

可能性のあります。

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ママ・パパも、「どうしたらいいの?」

と、不安になってしまいますよね。

 

でも、大丈夫ですよ。

スモールステップで、お子さんの

『読み』の課題を見つけ、一緒に練習

していきましょう。

 

『読み』のポイントは“言葉のまとまりを

意識できるかどうか”、“スムーズに視線を

移動できるかどうか”です。

 

この記事では、

「音読のコツをおさえた練習方法」

「音読の教材」をご紹介します。

 

私が、支援の場で実際に取り組んで

効果のあったものになります。

ぜひ、お試しくださいね。

 

目次

音読のコツは「言葉のまとまり」と「スムーズな目の動き」

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“言葉のまとまり”が意識できる

ようになると、音読もスムーズに

なっていきます。

 

例えば、『りんご』という単語を見たときに、

パッと「りんご」と読めるということは、

 

『りんご』という、“言葉のまとまり”を

意識できているからなのです。

 

また、行が変わるときに、“目(視線)”を

スムーズに次の行に移せることで、

すらすらと音読できるのです。

 

スムーズな音読につながる「言葉のまとまり」「目の動き」の練習方法

“言葉のまとまり”、“目の動き”を

意識できるようになるための方法を

いくつかご紹介しますね。

 

言葉カードで「言葉のまとまり」を読む

言葉カード 写真

こちらは、筆者が支援の場で毎年のように

活用してきた「言葉カード」です。

 

「言葉のまとまり」を捉えるのが

難しいお子さんに、とても効果的です。

 

こちらの記事で詳しく書いていますので、

読んでみてくださいね。

 

言葉カードのデータもつけています!

どうぞご活用くださいね。

【言葉カードデータ付】言葉カードを活用して“拾い読み”を卒業しよう!

 

文章を印で区切る

上の写真のように、◯や/で文章を

区切ります。“言葉のまとまり”で

区切るようにしてください。

“言葉のまとまり”を読む→次のまとまりを読む

 

この繰り返しで、“言葉のまとまり”を意識して

読みつつ、目(視線)は、“次の言葉のまとまり”に

移動させる、という練習をします。

 

 

はさみ読み

指で“言葉のまとまり”をはさみながら

読む方法です。

 

 

1行区切りシート

“言葉のまとまり”は意識できるけど、

目の動き(視線の移動)が苦手で音読が難しい

お子さんに効果的です。

 

少し手間ですが、厚紙などで、

行の幅・長さに合わせて作ると良いです。

素敵なアイテムもありますよ。↓↓


短文を作って読む

 

簡単な文章を作って読む

練習をしましょう。

 

◯文章を作る

「ぼくは、犬が 好きです。」

 

◯文章を作ったら区切る

「ぼくは/犬が/好きです。」

 

◯最後は“言葉のまとまり”を意識

しながら読みます。

 

ビジョントレーニング

音読上手になる方法 イラスト

目の動き(視線の移動)が苦手なお子さんには、

ビジョントレーニングがおすすめです。

 

目の動きがスムーズになると、

行を飛ばしてしまうことも

確実に減ります。

 

私は、これらの書籍を参考に実践していました。

おすすめです。




 

おすすめの音読教材をご紹介

音読 イラスト

 

ここからは、筆者がおすすめする

「音読教材」をご紹介しますね!

 

・学研「おんどくれんしゅうちょう」

・「ホットライン教育ひろしま」

子供たちに声に出して読んで,覚えてほしい・書いてほしい作品集

学研「おんどくれんしゅうちょう」

学研の「おんどくれんしゅうちょう」も

とても良い教材です。

以下の6つのジャンルから文章が載せられています。

1.知識 (十二支、春の七草、いろは歌など)
2.おはなし (日本昔話や童話など)
3.ことわざ (幼児にも親しみやすいことわざを、意味を表す短い文とともに)
4.ことばあそび (早口ことば、だじゃれ、オノマトペなど)
5.うた (身近な童謡や唱歌など)
6.にほんご (教科書頻出の詩・俳句・古文、落語、偉人の名言など)

 

子どもの興味関心に合わせて、

「音読って楽しい!」と感じさせて

くれる要素がたっぷりの教材ですよ。

 

3歳〜、5歳〜対象の教材ですが、

「音読の基本」が詰まっているので、

学び直しをするにもオススメです!


 


 

 

「ホットライン教育ひろしま」子供たちに声に出して読んで,覚えてほしい・書いてほしい作品集

こちらは、「ホットライン教育ひろしま」の

サイトで紹介されている、音読教材です。

 

小学生を対象に、無料で提供されています。

初級編(1年生〜3年生)、中級編(4年生〜6年生)、

上級編(中学生〜)が用意されています。

 

お子さまの発達段階や興味関心に

応じた作品を選んで、自宅で音読の

練習をすることができます。

 

とても素晴らしい音読教材なので、

一度見てみられるといいかもしれません。↓

子供たちに声に出して読んで,覚えてほしい・書いてほしい作品集 - 広島県教育委員会

 

お子さんに合った方法で練習し、音読につなげていきましょう

音読の写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

音読がスムーズになると、

『読む』のが楽しくなるし、

自信がつきます。

 

自信がつくと「もっと頑張ろう」と、

やる気も出てきます。

 

音読のポイントは

“言葉のまとまり”と“目の動き”。

 

お子さんを観察して、

「どの方法がいいかな?」と

一緒に考えて実践してみてくださいね。

 

ご紹介した教材も、どれも

おすすめのものばかりです。

お子さんに合った教材やアプローチを

してみてくださいね。

 

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