こんにちは。みかんです。
お子さんのこだわりにお困りではないですか?
“こだわり”にもいろいろありますよね。
例えば…
流れる水をずっと眺める、
手から砂が落ちる様子を見続ける、
予定通り、同じ道順、同じ生活リズム…。
お子さんによって本当にさまざまな
こだわりがあると思います。
“こだわり”は長く続くと強化されてしまい、
減らすのが難しくなる場合もあります。
『長く続く=練習』のような状態に
なってしまうんですね。
長く続くとお子さん自身も、
その“こだわり”にこだわってしまい、
なかなか抜け出せなくなってしまいます。
その結果、止められた時にパニックや
癇癪につながってしまうのですね。
ママ・パパはお子さんのこだわりが
続くと「この先も続いてしまうの?」と、
不安になってしまうのではないでしょうか。
でもお子さんのこだわりが
減ったらどうでしょうか。
お子さん自身もこれまでは
“こだわり”だったけど対処することで、
“こだわり”ではなくなっているので、
落ち着いて生活できることでしょう。
園でも学校でも、どこでも穏やかに
過ごせますね。
ママ・パパも安心して、公園や
お店に出かけることができます。
お子さんも笑顔が増え、ママパパも
笑顔でお子さんと接することができる
ようになることでしょう。
そうなったら、本当に嬉しいですよね。
これからご紹介する、
「“困ったこだわり”減らす方法」
を実践すると、必ずお子さんの
こだわりは減りますよ。
この方法は、私が支援の場で多くの
お子さんに対して実際に実践してきて
効果のあった方法です。
ポイントは、
“こだわる時間を減らしていく”
ということです。
ぜひ、試してみてくださいね。
目次
減らす『こだわり』と、尊重する『こだわり』を見極めましょう
“困らない『こだわり』は、尊重する”
お子さんの『こだわり』で、ママ・パパが
「あぁ。困ったなぁ。」と感じる
こだわりは、どんなものがありますか?
・予定通りにこだわる
・同じ道順にこだわる
・同じ生活リズムにこだわる
・特定の持ち物にこだわる
などでしょうか?
他にもご家庭によって色々あると思います。
困ったこだわりは、ママ・パパから見て、
『将来的にお子さん自身が困るもの』
ではないでしょうか。
将来的にお子さん自身が困らない
そんなこだわりは尊重してあげましょう。
例えば、流れる水を眺めるとか、
両手に集めた砂が落ちる様子を見るとか、
こういった『こだわり』は
お子さんの『好き』ですよね。
好きなことをしているときって、
本当に心がワクワクしますし、
表情も生き生きしますよね。
『好き』なこだわりは、尊重してあげると、
お子さんの心が満たされることでしょう。
“将来的に困る『こだわり』は減らしていく”
・予定通りにこだわる
・同じ道順にこだわる
・同じ生活リズムにこだわる
・特定の持ち物にこだわる
これらは、普段生活する上でも
こだわり過ぎると、お子さん自身も
ママ・パパも辛いものです。
このように減らしていきませんか?
予定通り・同じ道順・同じ生活リズムにこだわるときは…
あえて予定通りにならない日を作って
練習をするのも一つの方法です。
忍耐が必要な対処方法ですが、
一番効果がある方法でもあります。
1週間に1回で良いので、
「いつもと違う日」を作って、
練習をするといいですよ。
特定の持ち物にこだわるときは…
支援の場で出会ったお子さんのこだわりは、
ハンカチでした。
毎日同じハンカチなのです。
ママ・パパは「洗濯ができない。」と
嘆いておられました。
このときの対応は、
お子さんと、やりとりしながら、
“洗濯しないとどうなるか”を地道に話しました。
地道に、地道に。
すぐには納得してくれませんが、下記の方法を
並行して実践することで、だんだん受け入れて
くれるようになりました。
・学校で洗って干し、“持たない時間”を作る
同じハンカチを持つことにこだわっていたので、
ハンカチを持たない時間を作りました。
初めは数分。数分持たずに頑張れたら、
いっぱい褒めます。
これを繰り返すんですね。
・“持たない時間”を長くしていく
最初は数分、徐々に時間を長くして
「持たなくても大丈夫なんだ」という、
気持ちをお子さん自身に感じてもらう
ようにしました。
ここまでできるようになると、
“特定のハンカチへのこだわり”は、
ほぼなくなり、毎日違うハンカチを
持って来れるように。
よく頑張ったなぁと思います。
偉いですよね。
地道にアプローチすれば、
確実に良い効果が表れるという
ことですね。
“こだわる時間”を少しずつ減らして、困ったこだわりを軽減していきましょう
こだわりを減らすアプローチに共通していること。
それは“こだわる時間を減らしていく”
ということです。
いきなり減らすのではなく、
少しずつ少しずつ減らしていくと、
確実に困ったこだわりは軽減されていきますよ。
こまったこだわりが減ったら、
もしくは、なくなったら…
お子さん自身もこだわらずに済むので、
イライラせず、穏やかに生活
できるようになります。
そんなお子さんの姿を見て、
ママ・パパもほっとしますね。
心が落ち着くことでしょう。
ぜひ試してみてくださいね。

・元特別支援学校・小学校特別支援学級の先生14年間
・仕事と家庭の両立に苦しみ、ダウン⇒退職
・繊細で気難しい息子の育児に大苦戦!⇒困り感を実感
・特別支援・繊細な息子の育児で得た学びを“今”困っているママ・パパに伝えたい
・(現在)不登校のお子さま・勉強に苦手意識のあるお子さまを対象にオンライン家庭教師
・オンラインカウンセラー
メッセージ相談を受け付けています。

〖保有資格〗
・特別支援学校教諭免許
・小学校教諭免許
・幼稚園教諭免許
・メンタル心理カウンセラー
・上級心理カウンセラー
コメント