【自分で食べない3歳児】自分で食べるようになった7つの方法

お家で支援

どうしたら自分で食べるの?

・もう◯歳なのに、自分で食べない。

・自分で食べないから、食具(スプーン、フォーク、箸)も上手にならない。

・どうしたら自分で食べてくれるの?

こんな悩みをおもちではないですか?

タロ
タロ
こんにちは。タロです。
ボクは3歳のとき、自分で食べなかったよ(-ω☆)キラリ

みかんです。

 

子供が自分で食べてくれないと、

本当に困りますよね。

 

“自分で食べない子”って、食への

興味が薄くありませんか?

 

息子がそうだったので、本当に悩みました。

 

スプーンもフォークもなかなか

上手になりませんでした…。

この記事の内容

☆自分で食べない理由4つ

☆3歳息子が自分で食べるようになった7つの方法

☆息子が自分で食べるようになったきっかけ

 

みかん
みかん
この記事を書いているみかんです。

☆元教師。特別支援教育に長く携わる(14年間)

☆偏食のお子さんへの食事支援をたくさんしてきました。

☆生まれた息子は、とっても気難しい子!

☆泣きやまない!食べない!癇癪!⇒“支援の考え方”を気難しい息子の育児に生かしています。

 

試行錯誤の結果、息子は自分で食べる

ようになりました!

 

この記事では、息子に対して実践した

「自分で食べるようになる方法」を

ご紹介しますね。

ぜひお読みになって、実践してみてくださいね。

 

 

目次

自分で食べないのはどうして?4つの理由

疑問 イラスト

本当にどうして自分で食べないんでしょうね…。

私は、自分で食べない息子と接してきて、

こんなふうに感じました。⬇⬇

 

理由①:そもそも食への興味が薄い

タロの場合は離乳食からつまずいています。

【実体験】離乳食を食べない子|どうして食べないの?どんな対応がいい?

 

本当にしんどかったです。

1歳を過ぎてもあまり変化がなかったので、

「そもそも食への興味が薄い」のだろう…と

思っています。

 

※今は、かなり改善しました(^^)

⇒⇒離乳食食べなかった子のその後|保育園入園以降の様子

 

理由②:口の中が敏感(感覚過敏)

「ねっとりした感覚」「ざらざらした感覚」

「シャキシャキの感覚」など、口の中に

食材を入れたときの感覚が不快なのかもしれません。

 

赤ちゃんの中には、「10倍粥は

食べなかったけど、普通のご飯になったら、

バクバク食べるようになった」という子も

いますもんね。

 

その子は、「ねっとりした感覚」が

嫌いなのかもしれません。

 

「他の子は食べられるんだから、

我が子も食べられるはず」という考え方は、

違うのかもしれないですね。

 

息子もきっと口の敏感さがあると思っています。

 

理由③:食べさせてくれる環境がある

コレ、我が家のことです。

離乳食からつまずき、食べることに

興味を示してくれなかった息子。

 

でも、栄養面が気になるし…。

「食べないなら食べさせるしかない!」

こんなふうに思いましたね〜。

 

小さいうちだけ、と思っていましたが、

3歳頃もなんだかんだで、息子が嫌いな

メニューは食べさせていました。

 

息子にとっては

「へっへっへ〜。ラクちん〜♪(-ω☆)キラリ」

だったことでしょう。

 

理由④:食具が上手に使えないから嫌

スプーンで食材をすくったり、

フォークで差したりが上手に

できないと、やる気が起きませんよね。

 

食への興味が薄い⇒食具が上手に使えない⇒自分で食べる気が起きない⇒食べさせてもらう=自分で食べない

まさに負のループです…。

本当に困ったもんだ〜と思いますよね。

 

3歳息子が自分で食べるようになった7つの方法

自分で食べるために実践したこと

ここからは、とにかく自分で食べない

息子に実践してきた、対応方法を

ご紹介していきますね。

 

特別支援学校の教員時代に、お子さん

たちに支援してきた方法も含まれています。

きっとあなたのお子さんに合う、

方法が見つかるはずです!

 

息子が自分で食べるようになった7つの方法

①親のサポートは最小限にする

②好きなメニューを多めに出す

③好きなキャラクターのお皿やコップ、食具を準備

④興味を引く見た目に仕上げる

⑤1口分をスプーンに乗せる

⑥お菓子を利用する

⑦ままごとで、食具を使う

 

1ずつ詳しく説明していきます。

①親のサポートは最小限にする

タロが「へっへっへ〜。ラクちん〜♪」

という状況を作り出してしまっていたので、

まずここを改善することに。

 

どうしても自分ですくえないとき、

すくいにくい食材のときなどは

サポートしますが、それ以外は

サポートをなくしました。

 

“食への興味が薄く”て食事が

進まないので、ちょっとかわいそうですが、

「ご飯を食べたら、おやつね」

交換条件を出していました。

 

自分で食べる状況を意図的に

作っていくしかないと感じました。

 

②好きなメニューを多めに出す(食べたい気持ちに働きかける)

好きなメニュー、あんまり

なかったのですけどね…。

 

ちょっとでも“食べたい!(食への興味)”

気持ちをもってもらいたかったので、

好きなメニューを多めに出しました。

 

スプーン、フォークを使ってもらう

ため、食材を小さく切って。

りんごやバナナで取り組んでいましたね。

効果はありました♪

 

③好きなキャラクターのお皿やコップ、食具を準備

巷でよく聞く、“子供の興味訴える系”

も試してみました。

 

うーん。でも息子には微妙でしたね。

お皿やコップに興味は示すものの、

「だから食べよう」とはなりませんでした。

 

予想通りの結果です。

 

お子さんによっては、効き目が

あるようですよ!

 

息子が使用しているスプーン&

フォーク、お皿などです。

どれも使いやすくてオススメですよ〜。






④興味を引く見た目に仕上げる

のりをにっこりの顔に切って、

ご飯の上に乗せたり、動物の

ピックを食材にさしたり。

 

かわいいものが好きなので、

息子にはわりと効果がありました。

毎日はできないので、時々やっていた方法です。

 

⑤1口分をスプーンに乗せる

サポートする方は少し大変ですが、

「1口分をスプーンに乗せて(フォークでさして)、子供がスプーンを持って食べる」を繰り返す方法です。

好きな食材で試すと効果がありました。

スプーン、フォークを使って、自分で口に入れる練習がこれでできます!

 

食具が上手に使えるようになると、

「自分で食べるハードル」は

かなり下がりますよ。

 

⑥お菓子を利用する

おやつタイムを利用して、

お菓子をスプーンやフォークで

食べる練習をしました。

 

この練習をすると、

スプーン、フォークで、食材をすくったり、さしたりする練習ができます!

もちろん、自分で口に入れる練習も♪

我が家では、効果的な方法でした。

 

⑦ままごとで、食具を使う

タロはままごとが大好きなので、

「ピクニックごっこ」や「ご飯屋

さんごっこ」などのときに、意図的に

食具を使うようにしました。

 

※おもちゃ用の食具で構わないと思います。

 

※我が家は本物を使いました。

本物で「すくう・さす・口元に

持っていく」動作をしてほしかった

からです。

 

ままごとが好きなお子さんには、

効果的かもしれません。

 

3歳息子が自分で食べるようになったきっかけ3つ

スプーン、フォーク、箸

“自分で食べる作戦”を実践していると、

だんだん自分で食べる率が高まってきました。

 

これは、作戦の実践だけではなく、

息子側の変化もあると思っています。

 

むしろ、その変化の方が「自分で

食べるようになったきっかけ」の

ような気がします。

では、そのきっかけをご紹介しますね。

 

①スプーン、フォークが上手に使えるようになった

②食べられるメニューが増えた

③自分で目標設定するようになった

1つずつ詳しくお話していきます。

 

スプーン、フォークが上手に使えるようになった

・1口分をスプーンに乗せる

・お菓子で、スプーン、フォークの練習をする

・ままごとで、スプーン、フォークを使う

これらを通して、スプーン、フォークの

使い方が上手になったんですね。

 

スプーン、フォークが使える⇒じゃあ、自分で食べてみようかな…⇒この繰り返し

好循環が生まれました〜。

もちろん、スプーンやフォークから

食材がこぼれると怒って怒って

大変でしたが…。

 

食べられるメニューが増えた

保育園の給食で食べたメニューを、

家でも「作って〜」とお願いして

くることが増えました。

 

「美味しい」と感じるメニューが

増えてきたんですね。

 

自宅で新しいメニューを出すと、

怪訝な表情ですが、保育園だと、

「苦手かも…」と思っても口に

入れるようです。

 

頑張れるんですね。

頑張ってみたら、「美味しい」

というメニューを発見できたようです。

味を知っている・好きなメニューが増えた!⇒食べるの楽しい♪⇒自分のペースで食べたい⇒自分で食べよう

好循環です〜。

 

自分で目標設定するようになった

3歳途中から、自分で食べることが

増え始めました。

4歳になると、自分で目標設定するように。

・お箸は5歳になるまでに、上手に持てるようになるぞ!(4歳8ヶ月頃にばっちりに♪)

・キャベツ(葉物野菜)は好きじゃないけど、もう4歳だから頑張れるぞ!

・この野菜は6歳になったら絶対食べられるぞ!

などなど。

“気持ちが乗ったとき”がアプローチの

ときだな〜と感じます。

 

“本人の気持ち”が“自分で食べること”に向いたときが、チャンス!

結局は、本人の気持ち。(息子の場合です)

“食べること”に、“本人の気持ち”

が向かないとどうにも難しいと思います。

 

親ができることは、

・“自分で食べること”に“本人の気持ち”をどうもっていくか

・どんなアプローチ(支援)をしていくか

ですね。

 

地道な関わりになりますが、

自分で食べない原因を探って、

お子さんに合ったアプローチを

地道にすることで、きっと自分で

食べるようになります。

 

チャンスを見逃さないよう、

お子さんを観察してみると

良いかもしれません。

それでは(*´ω`*)

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