こんにちは。みかんです。
お子さんは、自分の身の回りのこと、
どのくらい一人でできますか?
手を洗う、顔を洗う、うがいをする
使った食器を片付ける、着替えるetc…
身の回りのことって、本当に
たくさんあります。
身の回りのことが一人でできると、
「僕は一人で手を洗えるし、うがいも
できる。それから着替えもできる。
僕すごい。」と、自分に自信をもつ
ことができますね。
自分に自信がつくと苦手な運動や勉強にも
やる気が出てくることでしょう。
「自分でできる」と、進んで手を洗ったり、
食器を片づけたりできるので、
日々の生活に見通しをもつことができます。
生活に見通しをもつことができると、
落ち着いて・穏やかに毎日を
過ごすことができますね。
何より、お子さんの笑顔が増える
ことでしょう。
そんなお子さんの姿を見て、
ママ・パパも嬉しくなりますね。
でも、いつまでも身の回りのことが
ママ・パパ任せだったら…
本当はできるのに、身につかないまま。
「どうせ私にはできないし。」と、
何事にもやる気が出ないかも
しれません。
ママ・パパ任せだと、自分から
動くことは少なくなりますし、
生活の見通しも立ちにくくなって
しまいます。
その結果、癇癪やイライラが
出てしまう可能性も…。
でも大丈夫ですよ。
“小さなステップを大事にして、
お子さんが一人でできることを
増やして”いきましょう。
ポイントは、「小さなステップ」と、
「習慣づけること」です。
目次
小さなステップと習慣づけを大事にして、『自分でできること』を増やしていく
お子さんと“やりとり”ができる
ようになったら、
『自分でできること』に挑戦させて
あげてください。
例えば、『手洗い』
下記のような流れで、身につけていくと良いです。
詳しく説明していきますね。
1.習慣づける
まずは、習慣づけることが大事です。
“外から帰ってきたら手を洗う”など、
家庭内でルールを決めましょう。
ルールが決まったら、毎日繰り返し、
習慣づけていきましょうね。
2.ママ・パパと一緒に洗う
慣れるまでは、ママ・パパと一緒に
洗うようにしましょう。
歌いながら、洗ってもいいですし、
手洗いの仕方をプリントアウトして
見えるところに貼っても良いですね。
3.ママ・パパの見守りの元、一人で洗う
「一人で洗えそうだな〜」という
ところまできたら、ママ・パパは、
見守りましょう。
4.一人で洗う
バッチリになったら、お子さん
一人で洗うようにしましょう。
ときどき、見届けをすると
「上手に洗えているか」がわかるので
良いですよ。
どの段階においても、
手洗いがしっかりできたら、
十分褒めてあげてくださいね。
『自分でできる!』は自己肯定感を高め、最高の生きる力に…
『自分でできるんだ』という自信は、
自己肯定感をどんどん高めてくれます。
また、お子さんが将来生きていく上で、
『生きる力』につながっていきます。
それは『最高の生きる力』と言っても
過言ではないくらい。
私はそう思っています。
支援の場でも、まず大事にしている
ことが「日常生活面の自立」。
これまで多くのお子さんに関わってきて
思うことは、『できるようになる』って
なんて素晴らしいのだろうということ。
何か1つできるようになると、何とも
誇らしげなお子さんたち。
それが積み重なると、どんどん
自分に自信がついていきます。
『日常生活』は、生きていく上で
切っても切れないもの。
1つ1つ、自分でできることを
積み上げていってあげたいものですね。

・元特別支援学校・小学校特別支援学級の先生14年間
・仕事と家庭の両立に苦しみ、ダウン⇒退職
・繊細で気難しい息子の育児に大苦戦!⇒困り感を実感
・特別支援・繊細な息子の育児で得た学びを“今”困っているママ・パパに伝えたい
・(現在)不登校のお子さま・勉強に苦手意識のあるお子さまを対象にオンライン家庭教師
・オンラインカウンセラー
メッセージ相談を受け付けています。

〖保有資格〗
・特別支援学校教諭免許
・小学校教諭免許
・幼稚園教諭免許
・メンタル心理カウンセラー
・上級心理カウンセラー
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