【元教師が教える】ひらがなを教える順番と効果的な教え方

お家で支援
うちの子、なかなか平仮名が読めるようにならないな…
どうしたらいいんだろう。
どんな教え方をしたらいいのかな?

こんなお悩みをおもちではないですか?

この記事の内容は…

・平仮名を教える順番は?⇒まずは「読み」から

・平仮名の「読み」の習得には段階がある!

・平仮名の「読み」の段階と効果的な教え方

 

子どもが4歳頃になると、「平仮名の習得」が

気になってきますよね。

 

平仮名の読み書きができるようになると…

「この平仮名、読める!」

「この平仮名、書けるぞ!と、

お子さんは自信がつくことでしょう。

 

また、平仮名の読み書きがスムーズに

進むことで、カタカナや漢字など、

ほかの文字の読み書きにも、意欲的に

取り組むことができますね。

 

ママ・パパも、自信をもったお子さんを

見ると、嬉しいですよね。

笑顔の親子

 

でも、平仮名の読み書きでつまずいて

しまうと…

 

「読めないし、書けない。」と、お子さんは

自信をなくしてしまうかもしれません。

 

お子さんのそんな姿を見て、ママ・パパも

「どうしたらいいんだろう」と悩んでしまい

ますね。

不安なお母さん

ではどうしたら良いのでしょうか?

 

答えは、

「お子さんが平仮名の読み書きのどの段階に

いるのか?」を知り、「その段階に合った

アプローチをしていけば良い」のです。

 

平仮名の学習方法を詳しく書いていきますので、

ぜひ読んで、実践してみてください。

 

 

平仮名を教える順番は?:まずは「読み」から

ひらがな表

平仮名を教える(習得する)のに、

大切なことは、“教える順番”を知ることから。

 

平仮名は、まず「読み」の習得からサポートします。

どうしてだと思いますか?

 

理由は、「平仮名が読めるということは、平仮名の形を覚えているということ」

⇒「形を覚えた平仮名を、頭の中で再現できる」

⇒「頭の中で再現できるということは“書ける”」からなのですね。

ひらがな読む 

 

例えば、「薔薇」という漢字。

パッと書ける方ってそんなに多くないのではないでしょうか?

 

それって、「頭の中で再現できない」からなんですよね。

“視写(見ながら書き写す)”はできるかもしれませんが、

それは「書ける」ではないんです。

 

「視覚的に覚えて読めるようになる」⇒「頭の中で再現できる」

⇒「再現した形を書ける」⇒ひらがなの「読み書き」ができる

 

なので、まずは「読み」から練習していきましょう。

 

平仮名の「読み」の習得には段階がある!

言葉カード活用 イラスト

平仮名の「読み」の練習は、

「よし、今日から教えるぞ!」と思っても、

すぐに身につけられるわけではありません。

 

「教えられる(身につけられる)2つの段階」

があるのですね。

 

具体的には以下の2つです。

①“文字”は「読むものだという認識」があること

②平仮名に興味をもっていること

 

1つずつみていきますね!

 

文字は「読むものだという認識」があること

これは、文字自体は、まだよくわからないけれど、

「何か意味のあるものだ」「読むものだ」という

認識があるということです。

 

家庭でも、「文字」っていろんな場面で探せますよね。

例えば「絵本」。

絵本の中には、文字がいっぱいです。

幼児向け絵本 写真

 

それから、シャンプーなどの日用品の

入れ物にも文字がたくさんです。

 

洗濯機や電子レンジなどにも

説明書きがかいてありますね。

 

お店でも、文字との出会いは

たくさんあります。

 

りんご売り場には「りんご」、

キャベツ売り場には「キャベツ」など。

 

私たちの日常生活は、文字にあふれています。

 

その「文字」が「何か意味のあるもの」

「読むものだ」と認識できていることが、

文字を習得するためには必要になります。

 

平仮名(文字)に興味をもっていること

もう一つが、

「平仮名(文字)に興味をもっていること」です。

 

興味がないと、なかなか習得につながりません。

 

文字だけでなく、子どもが成長するとき・伸びるときって、

「興味があるとき」ではありませんか?

 

「興味があるとき」こそ、親もそれほど負担を

感じずにサポートできると思います。

 

平仮名の「読み」の段階と効果的な教え方

ひらがな読む 

では、ひらがなの「読み」の

効果的な教え方をご紹介していきますね。

 

先ほど挙げた、2つの段階をクリア

しているものとして書いていきます。

 

ひらがなの「読み」の練習を開始したら、

お子さんの今いる段階を、

しっかり認識しておきましょう。

 

私は3段階にわけています。

以下、3段階に分けて「読み」の効果的な

練習法を書いていきますね。

 

1段階:物の名前を「ひとくくり」にとらえて、記号のように認識している段階の教え方

子どもの文字の習得につながる成長は、

「大人の読み聞かせを聴くこと」や

「身の回りのものを見ること」が土台になっています。

 

子どもは、

◎「聴く」ことで、いろんな“音”、“言葉”に触れ、

◎「見ること」で“音”、“言葉”と“物”を一致させたりして、

多くの「言葉」「物の名前」を知っていくんですね。

 

その段階を過ぎると、

次は「文字は何か意味のあるものだ」➡

「文字を読みたい・書きたいという興味」

へと移り、「読み」の段階に入っていきます。

 

「読み」の1段階目は、

『物の名前を「ひとくくり」にとらえて、

記号のように認識している段階』です。

 

例えば「自分の名前」。

ここでは、「すずき たろう」くんを例に挙げてみます。

家の中で、たろう君の名前が書かれているものを

いろんな場所に置いてみましょう。

コップ、お誕生カード、歯ブラシ、お箸、

お弁当箱、洋服…。いろいろありますよね。

 

それを見たとき、「ぼくの名前だ」と

言って見つけられたら、この段階は突破です!

ここでは、自分の名前を見つけられたら、

「たくさん褒めてあげる」

「たろうの名前だね。」と受け止めてあげることが

この段階の教え方(支援)です。

 

 

2段階:一文字ずつを分解できる段階の教え方

 

この「一文字ずつを分解できる段階」を突破できるかどうかが、

とってもとっても「大事」になってきます。

 

このような教え方はやめた方がいいです。

この教え方はやめましょう

「ねこ」のイラストと、「ね」「こ」の文字を

並列で見せて、これは、「“ねこ”の“ね”だよ」

 

お子さんによっては、

「ね」は「ねこのね」でしかなくなる

可能性があります。

 

「文字を分解すること」ができなくなる

教え方をしてしまうことになります。

 

文字を分解できるようになった

お子さんに対する教え方としては

良いと思います。

 

この段階が突破できると、

「この子は読めるようになる!」と希望がもてます。

 

たろう君が、「一文字ずつを分解できる段階」だとわかるのは、

このようなときです。

・たこ焼き屋さんの看板を見て、

ぼくの名前の字がある!」

(「た」を指差せていると最高ですね!)

と気付ける。

 

・お店で「すいか」の文字を見て、

「ぼくの名前の字だ!」

(「す」を指差せていると最高!)

と気付ける。 など。

 

「ぼくの名前の字だ!」と発見できたときに、

「すごいね〜!たろうの名前の「た」だね」など、

読み方を伝えてあげることが

この段階の大事な支援になります。

 

1段階の、物の名前を「ひとくくり」にとらえて、

記号のように認識している段階では、

看板や品名の中から自分の名前の文字は探せません。

 

探せるようになったら、

2段階目にいるんだなぁと思っていいです。

 

続けることで、「読める文字」が

どんどん増えていきますよ。

 

「“ねこ”の“ね”だよ」のような教え方では、

1段階目を抜け出すのに時間がかかったり、

もしくは抜け出せなくなったりするかも

しれませんので、くれぐれもお気をつけくださいね。

 

3段階:一文字ずつを「読める」段階の教え方

ここまでくると、「読み」につながる教え方

(支援)が本格的にスタートできます。

 

私が実践してきた方法をお伝えします。

 

・ひらがな表やひらがなパズルを、

子どもから見えるところに置いておく

・ひらがなカードで文字合わせ

・言葉集め

・しりとり

1つずつみていきますね。

 

ひらがな表やひらがなパズルを、子どもから見えるところに置いておく

ひらがな表

1段階や2段階のときでも、

ひらがな表などはお子さんの目に

見えるところに設置しておくことは良いことです。

 

興味があると、文字を指差したり、

持ってきたりすると思われますが、

反応がない場合は、「一緒にやってみようか」と

働きかけるのもいいですね。

 

・ひらがなカードで文字合わせ

パズルと似ていますが、

100円均一などでも売っている

「平仮名カード」を使用します。

 

「ゆ」と「き」を組み合わせて「ゆき」、

「う」と「し」を組み合わせて「うし」など、

文字を合わせて、言葉を作ります。

 

・言葉集め

いつでもどこでもできる、「言葉集め」。

「“あ”から始まる言葉を作ろう!」とか、

「“き”から始まる言葉を作ろう!」とか。

 

いろんな言葉を集められたら、

たくさん褒めてあげてくださいね。

 

・しりとり

しりとりもいいですよ!

いつでもどこでもできて、

たくさんの言葉を集められます。

3段階を過ぎると、このような遊びを通して、

どんどん平仮名(文字)が読めるようになりますよ!

 

まとめ

「お子さんの段階に応じた教え方(支援)」は

とても大事です

 

今お子さんが、どの段階にいるのか

観察しながら、支援をしていってくださいね。

 

平仮名を読めるようになったら、

お子さんは自信がつきますし、

認知面もぐんと成長します。

 

自信がつくことで、笑顔も増える

ことでしょう。

 

平仮名(文字)の習得にとって、

一番大事なことは、「たくさんの言葉に触れる」ことです。

 

お家のいろんなところに、平仮名が

ちりばめられているといいですね。

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