
『ヘルプサイン(お願い)』
⇒困ったときにサインを出して助けてもらうこと。
『ヘルプサイン』の効果は大変大きいです。
困っている⇒ヘルプサイン⇒助けてもらえる⇒安心感
ヘルプサインが出せると、
“安心感”が得られるのです。
安心感を得る経験が増えると、お子さんは
「大丈夫なんだ」と穏やかな気持ちになれますよ。
「困ったらヘルプを出せば大丈夫」と、
お子さん自身が思えるようになったら、
日々を安心して落ち着いて過ごすことが
できるでしょう。
ママ・パパも、そんなお子さんの姿を
見て、ほっとしますし、安心ですよね。
でも、ヘルプサインが出せないままだと、
そもそも“困っている状態なんだ”という
ことに気づかないままで、「上手くできない!」
と、イライラが募り、癇癪につながって
しまうかもしれません。
“自分は今、困っているんだ”
このことに気づけないままだと、
ヘルプサインも出せませんし、
いつもイライラしているかもしれません。
ママ・パパは「どうしたらいいんだろう」
と、心配だし、不安ですよね。
でも大丈夫ですよ。
『お子さん自身に“困っていること”に
気づいてもらい、ヘルプサインを
身につける』ようにしたら良いのです。
ポイントは“親子で一緒に取り組むこと”です。
目次
“困っているとき”こそ、ヘルプの練習のとき
お子さんと関わっていると、
「あ〜今困っているなぁ」という
場面がありますよね。
我が家ももちろんあります。
息子を例にお話しますね。
例えば、ブロック遊び。
説明書を見ながら、一生懸命
組み立てていますが、
「う〜ん。ん〜。」
始まりました!息子の『困り時間』が。
このときこそ、チャンスです!
ヘルプサインの練習
では、「ヘルプサイン」の練習をしていきましょう!
1.『困っていること』に気づいてもらう
まずは、『自分は今、困っているんだ」に
気づいてもらうため、こんな声かけをします。
「◯◯(名前)、今困っているね〜。
上手くできない感じかな?」
自分の気持ちに気づくために、
表情カードを使った練習もおすすめです。
⇒表情カードを使って『自分の気持ち』を見つけよう【表情データ付】
2.ヘルプサインの方法を伝える
困っているなら“ヘルプサイン”に
つなげるため、こんな声かけを…。
「そんなときは“お母さん、お願い”って
言えばいいんだよ。」
3.ヘルプサイン=お願いの方法
お願いの練習は、ぜひ『親子で一緒に』
練習してくださいね。
◯サインで
(上記イラストの手を合わせている部分)
◯言葉で
アイコンタクトがとれていると、
より良いです!
4.ヘルプサインを活用する
ヘルプサインが練習によって
身についてきたら、お子さん
一人でヘルプが出せるように
していきましょう。
困っているときに、
「どうしたらいいんだったかな?」
などの声かけをしてみてくださいね。
お子さんが「お願い」と自分から
ヘルプを出せたら、十分に褒めて
あげましょう。
あとは繰り返し繰り返し、
実践あるのみです!
家庭でできるようになったら、
園や学校でも同じように
ヘルプサインが出せるよう、
先生にも伝えておくと良いですよ。
“困っているとき”を活用して、親子で一緒にヘルプの練習をしましょう
『ヘルプサイン』って、子どもだけ
ではなかなか身につかないんですよね。
それは“自分が困っている状態”に
気づきにくいからなんです。
気づいていても、「どうしたら
いいのかわからない」んですよね。
だから、親子で一緒に練習して
身につけることが大切です。
ヘルプサインが出せたら、
お子さんは「困ったら、助けて
もらえば大丈夫なんだ」と安心しますね。
安心感があれば、穏やかに
落ち着いて生活することができます。
ママ・パパもお子さんが穏やかに
過ごせているとほっとしますね。
ぜひ、親子で一緒にヘルプサインを
身につけて、お子さんが安心感をもって
生活できるようにサポートして
あげてくださいね。
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困った行動の捉え方・考え方、ママ・パパ
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・元特別支援学校・小学校特別支援学級の先生14年間
・仕事と家庭の両立に苦しみ、ダウン⇒退職
・繊細で気難しい息子の育児に大苦戦!⇒困り感を実感
・特別支援・繊細な息子の育児で得た学びを“今”困っているママ・パパに伝えたい
・(現在)不登校のお子さま・勉強に苦手意識のあるお子さまを対象にオンライン家庭教師
・オンラインカウンセラー
メッセージ相談を受け付けています。

〖保有資格〗
・特別支援学校教諭免許
・小学校教諭免許
・幼稚園教諭免許
・メンタル心理カウンセラー
・上級心理カウンセラー
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