
私は、2年前の秋、
うつ病で仕事を休職しました。
仕事を休職ことになると、
大きな悩みが出てきました。
それは「子供の保育園」です。
休職が決まってから、
ぐるぐると、このことを考えていました。
ぐるぐる考え続けて、不安になるなら、
すぐに行動すれば良いのでしょうが、
このときは1つ1つがしんどくて、きつくて…。
結論から言うと、休職しても、
保育園が継続できる可能性が高いです!
(自治体によりますが、ほとんどの場合、大丈夫です。)
同じような状況の方、
これから手続きをする方に向けて、
筆者がどのような手続きをしたかを書いていきますね。
目次
休職後も保育園を継続利用したかった理由
息子の保育園を継続したかった理由が、
いくつかあります。
「息子側の視点」、「私(母親)の視点」に分けて、
簡単に書いていきますね。
息子側の視点1:自宅でずっと過ごすには限界がある
私が元気であれば可能かもしれませんが、
うつ病で気力がない状態。
そんな母親と1日中、数ヶ月、
ずっと二人っきりで過ごすには限界があります。
4歳ですし、外に出たいでしょうし、
部屋の中での遊びも暇になるでしょうし…。
息子側の視点2:転園を選択した場合の、息子のストレス
「保育園を利用できなくなる」、
「自宅で過ごすのも難しい」となると、
次の選択肢は幼稚園への転園です。
実は、家庭の事情で、
数ヶ月後に転園することは決まっています。
となると、短期間に2回も転園することに…。
これは、人見知りの激しい息子にとって、
大きなストレスです。
適応力があっても、
短期間に2回の転園って、
ストレスですよね…。
母親の視点1:わんぱくな4歳児を1日みることは不可能
息子はわりとインドアで、
室内でも折り紙、塗り絵、車遊びなど、
自分で遊びを見つけて過ごせるタイプです。
それでも、うつの母にとってはハード…。


遊び相手になること間違いなしです。
コロナの影響で、登園自粛期間が
ありましたが、そのときは
「常に遊び相手」でしたね。
自粛期間が開けた後に、
私は体調を大きく崩し、
復活までかなり時間がかかりました…。
お友達にもまれて、お話したり、
遊んだりして、充実した幼児期を
過ごしてほしい思いも強くかったので、
やっぱり保育園の継続はしたかったです。
母親の視点2:短期間で2度の転園は、かわいそう
数カ月後には転園が決定
していることを考えると、
現時点での転園は、息子が
かわいそうです。
大好きなお友達、先生。
決定している転園の頃までは、
今の保育園に通わせたい。
とにかくその気持ちでした。
休職しても保育園を継続する具体的な方法
では、「休職中も、どうしても今の保育園を継続したい」
私がとった方法を具体的にお話していきます!
役所に問い合わせる
まずは、地域の役所に問い合わせました。
でもこのとき、私は大の電話嫌いの時期で…。
夫に問い合わせてもらいました。
「電話もできないなんて…」と
落ち込みましたが、
今はだいぶ平気になりました!
「人に頼る時期」があってもいいと思います!
結果、保育を必要とする事由を「就労」から
「疾病」に変更することで、
対応可能との返事があり、
ホッとしたのを覚えています。
保育園に事実を伝える
保育園は、夫の職場の近くなので、
夫が息子の送迎をしていました。
そのため、私は、先生方に直接会う
ことはあまりなかったので、
このときは、園長先生宛にお手紙を書き、
・うつ病になってしまったこと
・仕事を休むことになったこと
・役所に連絡して、手続きをしていること
などを伝えました。
役所に提出する書類を揃える
「疾病」を理由に、保育園を継続する場合に
必要な書類がこちらでした。⬇
こちらを揃えて、役所に郵送しました。
わざわざ役所に足を運ばず、
郵送で対応してもらえたことも
ありがたかったです。
役所からの返答を待ち、結果を保育園に伝える
数日ほどで、役所から
「保育園の継続利用可能」の返答をもらい、
手続きは完了です。
利用可能時間も、これまでと
変わらず標準時間なので、
大変ありがたいです。
ゆっくり体と心を休めることができます。
保育園にも、「継続して利用させてもらいます。
よろしくお願いします」と伝えました。
まとめ:必要な手続きをすれば、休職になっても保育園の継続利用はできます!
メンタル疾患での休職は、
1つ1つの手続きもしんどくないですか?
職場への連絡、職場からの連絡、
役所関係の手続き…その他諸々。
私は、とってもとってもしんどかったので、
夫にかなり協力してもらいました。
職場に残している荷物を、
一緒に取りに行ってもらったり、
電話が嫌だと言えば代わりにかけてくれたり。
夫には感謝感謝です。
休職することになっても、
ほとんどの自治体で、
「保育園の継続利用は可能」だと思います。
※医師の診断書が必要な場合が多いです。
まずは、自治体に問い合わせることをオススメします。
しんどいときは、頼れる人を頼って、
一緒に手続きを進めてくださいね。
「心配なこと」が減ると、
心穏やかに過ごせることが増えるので、
1つ1つ「心配なこと」をなくしていきましょうね。
今日はここまでです。
それでは。

・元特別支援学校・小学校特別支援学級の先生14年間
・仕事と家庭の両立に苦しみ、ダウン⇒退職
・繊細で気難しい息子の育児に大苦戦!⇒困り感を実感
・特別支援・繊細な息子の育児で得た学びを“今”困っているママ・パパに伝えたい
・(現在)不登校のお子さま・勉強に苦手意識のあるお子さまを対象にオンライン家庭教師
・オンラインカウンセラー
メッセージ相談を受け付けています。

〖保有資格〗
・特別支援学校教諭免許
・小学校教諭免許
・幼稚園教諭免許
・メンタル心理カウンセラー
・上級心理カウンセラー
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