
このような悩みをおもちではないですか?
我が家の息子(現在5歳)は、
1歳を過ぎても、指差しできませんでした。
はっきりした単語も出てこず、
とってもとっても不安な毎日…。
私のメンタルもボロボロの時期でした。
この記事では、息子に対して実践してきた、
「指差しや発語につながる関わり方」を
ご紹介しますね。
この関わり方を実践し続けることで、
1歳半までには、間に合いませんでしたが、
1歳7か月頃には、しっかり指差しができるように。
単語も出始めました。
指差しや単語が出始めると、
息子も「伝わること」の嬉しさを
感じられるからか、
笑顔が増えました。
声を出して笑うことも増えました。
そんな息子の変化を見て、
私も夫も心が穏やかになり、
嬉しくなりました。
指差しの練習・指差しを意識した
関わり方をすることによって、
必ず指差しができるようになったり、
単語が出始めたりするわけではないですが、
お子さんの成長には、きっとプラスになります。
ママ・パパとの心の絆が
深まりますよ。
ぜひ、実践してみてくださいね。
目次
指差しとは?指差しはなぜ大切なの?
指差しは、言葉の前段階と言われており、
まだ言葉による意思表示が未熟な
小さいお子さんの大事な
コミュニケーションツールとなります。
指差しには、いろいろな種類があります。
指差し…奥が深いですね。
こんなにたくさんの種類があるなんて。
1歳を過ぎても指差しできなかった息子に実践した6つの関わり方
1歳〜1歳半頃の息子の単語・指差しの発達
この頃の息子の実態を簡単にご紹介します。
周りの同じくらいのお子さんは、
ほぼ「まんま」「まま」などの単語が出ていましたし、
指差しも盛んだったので、とても心配でした。
毎朝「今日こそは、指差しできるかも!」
「今日こそは、単語が出るかも!」と
期待しては、落ち込むの繰り返しでした。
指差し・単語につながる6つの関わり方
では、息子に対して実践して
きたことをご紹介しますね。
※指差しができないお子さん全員に
有効な方法ではないことをご了承ください。
※息子の場合は、「手差し」は
出ていたことを踏まえてお読みください。
1.TVとさよならする(時間を決めて適度に利用)
まず実践したのは、TVをつけない生活です。
元々頻繁につけてはいませんでしたが、
より一層心がけて実践しました。
TVは視覚刺激も聴覚刺激も強いので、
ついつい見入ってしまうんですよね。
また、TVってたくさんの物・言葉にあふれていますが、
それは常に一方通行で、“コミュニケーション”
ではないんですよね。
本来の「人と人との言葉によるコミュニケーション」に
勝るものはありません。
でも全く頼らないのもしんどくて。
なので、時間を決めて適度に利用
するように心掛けました。
2.いっぱい話しかける(目と目を合わせて)
それまでも、たくさん話しかけていた
とは思いますが、足りなかったのかな…。
とにかくいっぱい話しかけて、
「言葉・表情・サイン」など、
いろんなツールで息子と会話する
ように心がけました。
息子と目を合わせて…がポイントです。
目を合わせる練習(アイコンタクト)については、こちらをどうぞ。
3.いっぱい一緒に遊ぶ(言葉をたくさん添える)
おもちゃ遊びをしているとき、
散歩しているとき、どんな場面でも、
言葉をたくさん添えて遊ぶようにしました。
「コロコロコロ〜」
「音が鳴ったねぇ」
「葉っぱさんだねぇ」
このときも、「目と目を合わせること」は
常に意識していました。
4.息子の行動、親の行動を言語化する
・息子が、絵本を見ているとき、
「くまさんだねぇ。」
・お茶を飲んでいるとき、
「お茶がおいしいね〜。」
・私がご飯を茶碗によそっているとき、
「お母さん、今、ご飯ついでるよ〜。」
・夫が帰ってきたとき、
「お父さん、帰ってくるよ。
玄関に行こうか〜。」
など、日常生活のありとあらゆる行動を
言語化し、息子に伝えるようにしました。
5.“こどもずかん”を一緒に楽しむ

こどもずかん
この本です。⬆
かわいらしいイラストで、動物や花、
乗り物などが描かれています。
「指差し」や「言葉」の練習にはもってこいですよ!
1歳半頃までは、手差しでイラストを
指していましたが、1歳7ヶ月頃には、
指差しで指すことができるようになりました。
6.1の指の練習をする
息子の場合、手全体で物を指し示すことは
できたので、「1の指」の練習しました。
・いろんなボタンを「1の指」で押す(音の鳴るおもちゃなど)
・ピアノの鍵盤を「1の指」で押す
・リモコンのスイッチを1の指で押す
・電気のスイッチを1の指で押す
などですね。
まとめ:1歳7ヶ月には急成長!
これらの実践を通して、1歳7ヶ月頃には、
このように成長しました。⬇
指差しや単語につながる関わり方・練習は、
「目と目を合わせた関わり」と
「手指を使うこと」が大事なのだと思います。
⇒⇒【指先の知育】いいことがいっぱい!手指の巧緻性を高める遊び6選
息子は生まれたときから、
よく泣く赤ちゃんで、気難しいタイプです。
今は(5歳)だいぶ物分りが良くなり、
自分で気持ちのコントロールができるように
なりつつあります。
言葉もたくさん出ていて、
コミュニケーションも取れます。
ゆっくりさんですが、
確実に成長しているなぁと感じます。
今、お子さんの指差しが出ずに
心配になっているお母さん・お父さん。
お子さんと「目と目を合わせて」、
たくさん話しかけてあげてくださいね。
たくさん遊んであげてくださいね。
でも、どうか無理のない範囲で。
お母さん・お父さんが心を
休める時間も絶対必要ですから。
我が家の実践が、1つでもお子さんの
指差し・言葉につながれば嬉しいです。

・元特別支援学校・小学校特別支援学級の先生14年間
・仕事と家庭の両立に苦しみ、ダウン⇒退職
・繊細で気難しい息子の育児に大苦戦!⇒困り感を実感
・特別支援・繊細な息子の育児で得た学びを“今”困っているママ・パパに伝えたい
・(現在)不登校のお子さま・勉強に苦手意識のあるお子さまを対象にオンライン家庭教師
・オンラインカウンセラー
メッセージ相談を受け付けています。

〖保有資格〗
・特別支援学校教諭免許
・小学校教諭免許
・幼稚園教諭免許
・メンタル心理カウンセラー
・上級心理カウンセラー
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