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地元の花火。

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地元のお祭り、初めて見に行ってみました。

花火代カンパを毎回1万円払わなくてはいけないので(これ、毎年「年金暮らしの老夫婦にはきついはずだけど、大丈夫なのか…」と心配になる)、払ったぶんくらい楽しまなくては、と。

そしたら、なんともびっくりな面白さでした。

なめてかかってたからこそ、の楽しさですよ。

まずは地元の小学校(廃校決定)の小学3〜6年生の子ども達の祭太鼓からスタート。湖に浮かべた祭用の船に全員乗り切る少なさです。でもすごく練習をしたんだろうなあという出来映えで、素敵でした。このへんにお住まいの方は、きっと全員太鼓を叩くことができるんでしょう。子供の頃から教え込まれるから。



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太鼓演奏が終わった頃に日が暮れて、そこから花火が始まるのですが。

ほぼすべての花火がスポンサー付きなんですが、まずは慶賀花火からなんです。つまり、1発ごとに「なんとかさんの米寿のお祝い記念」「なんとかさんちの初孫誕生記念」「なんとか会社の25周年祝い」「なんとかさんちの息子さんがご結婚」と、アナウンスが流れてからの打ち上げ。しかも、花火の種類を全部ことこまかく説明。「次は、10号、なんとかなんとか花火。これは、なんとかさんの厄払いの願いを込めて」とか。それから花火を見ると、改めて感慨深い。

それが非常に面白く、後で調べたら10号玉は1発6万円程度というのを知ったら余計に、「自分の名前で花火をあげるのは楽しいだろうなあ。しかも1発6万円て。人件費加えたらもっと払ってそう!」。



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でも、やっぱり一番エキサイティングだったのは天筒花火です!

人生ではじめてナマで天筒花火見ました!

かっこいい!かっこいい!すごい!(興奮)。

しかも持ってる人全員近所のおっさん!(名前を呼ばれるからわかる。田舎にありがちな「隣近所の名字が3種類くらいしかない。でも別に親戚同士でもない」状態)

全部で14人が次々登場しては、火のついた花火を担ぎ上げて、体に降り掛かる火の粉の熱さに耐え、最後は「ボフン!」と爆発する花火を冷静に床にたたき落とす様子がかなり男前。
しかも女性の挑戦者も居ました。

これ、これほどの地元大会だからこんなに近くで見られるのですよね。いつもはひとっこ一人通らない陸の孤島ロードに1000人級の人が集まる様子にも度肝を抜かれましたが(実際の人では知りません)、それでも花火大会としては規模はだいぶ小さいわけで。



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後半は企業タイアップの連続花火とか、スターマインなんかもありました。

基本3号とか4号とかのお得な花火だけど、湖際にありがちな企業の保養所とか、宗教施設まで協賛してて涙がちょちょぎれる。いちおう神社への奉納花火だから宗教ちょっとかぶるだろうに。

花火中も、小学生がぶっつづけ1時間、湖の上をたゆたう船で太鼓を演奏していたり(花火があがると聞こえないのに)、時々金魚花火を湖に浮かべたり、船から人海戦術で花火を湖に投げてみたりと、「タイアップ付き花火があがらない間も、湖をシーンとさせない工夫」がいっぱい。時々なんのスポンサーもつかない3号花火がぽこぽこ上がっていましたが(場繋ぎ役として)、うちの1万円はきっとどれか1発になったのだろうと解釈。ほんとに「町内会でできる最大限の祭」って感じですごく良かったです。

そういえば湖上花火というシチュエーションも初めてなんだった。

熊野には及ばないけど、水面で爆発する半円形の花火もありました。

帰りぎわ、偶然であったおとなりさん一家に「予想以上にすごくてびっくりした」と伝えたら「じつは私たちも今年初めてみたの!(同じ時期の引っ越し組)。来年は湖際でバーベキューしながら見ましょうね」などの返答が。

実現するかは知らないけど、ちょっと楽しそうです。

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